最高傑作。『メタルギアソリッド3』レビュー!

コナミ
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始めに

始めに

今日は『メタルギアソリッド3』についてレビューを書いていきたいと思います。

独創性完成度快適さボリュームフィクションその他判定
883882優(37)

ゲームフィクションについて

あらすじ

 プロローグに当たる、ソコロフ亡命支援計画ヴァーチャスミッションの失敗から1週間後の1964年8月30日。敵に連れ戻されたソコロフの奪還、彼が開発していた新型兵器「シャゴホッド」の破壊、GRUのヴォルギン大佐の抹殺、そしてかつての師ザ・ボスの抹殺を目標にし、ネイキッド=スネークによるスネークイーター作戦が始動します。

シリーズ最高のシナリオ。シリーズの前日譚

 この作品はシリーズ(1.2.3.4.5)の重要人物ビッグ=ボスを主人公とし、その過去が描かれます。このシリーズ(1.2.3.4.5)は2,4,5など、ゲームメカニクスのデザインは優れていても、前作前提のシナリオだったり、『龍が如く5 夢、叶えし者』のようなどんでん返しのバーゲンセールでとっ散らかった脚本だったり、消化不良な内容だったり、どれも佳作であっても大きな欠点も目立つ作品が多いのです。そのためシナリオ含め、走攻守揃った本作を最高傑作として評価する人が多いです。

 本作は『龍が如く0 誓いの場所』のような、最高級のシリーズ前日譚となっています。もちろん若干の矛盾も孕みつつ、ドラマティックなストーリーです。

愛国者、陰謀論

 この作品は組織、共同体と人間をめぐるドラマになっています。ル=カレのスパイ小説や山田風太郎の忍者小説(『忍びの卍』)のように、国家的陰謀の非情さの中に巻き込まれたアクターの振る舞いが描かれています。テーマ曲になっている「Snake Eater」の歌詞が意味するところとは、スネークイーターとは何なのでしょうか。

ゲームメカニクスについて

TPS、ステルス、CQC、カムフラージュ、リソース管理

 この作品はシリーズ(1.2.3.4.5)と共通で、ステルスアクションになっています。戦闘や殺傷はなるべく避けるべきものです。敵NPCの行動パターンを把握し、発見を避けるという点で『ヒットマン』(2016)と重なります。本作はミニマップによる敵の視界の表示が廃止されるなど、装備品が時代背景に合わせられているとともに、CQCという格闘技の追加、カムフラージュの追加、全体的なモーションの上方修正が図られています。

 CQCはバランスブレイカー気味な格闘術です。相手を拘束したのち、気絶させるか尋問するかなどが選べます。強すぎる一方で、本作ではレーダーが廃止され、敵の視線を目視でしか測れないため、そのフォローでしょうか。

 カムフラージュはコスチュームの着脱を環境に合わせて行うことで、発見されやすさを調整できます。

 本作はソ連領におけるサバイバルが描かれ、食料品も劣化するなどリソース管理が重要となっています。また、食料品を食べてもライフゲージは回復せず、スタミナゲージのみ回復します。スタミナゲージ量によって、ライフゲージの時間経過による自然回復に補正値がかかります。これによって潜入捜査感が増しましたが、4とのギャップはすごいです。

 

無線通信など、遊びがたくさん

 無線通信はバリエーションが豊富で、遊びのボリュームに満ちています。ツチノコのネタなど度が過ぎるエピソードもありつつ、話題のレパートリーが豊富で飽きさせません。

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