良作。『真・女神転生IV FINAL』レビュー!!

アトラス
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始めに

始めに

今日は『真・女神転生IV FINAL』についてレビューを書いていきます。シリーズメガテンシリーズ(真1.真2.真3[HD].真4.真4F)でも名作です。

独創性完成度快適さボリュームフィクションその他判定
783872優(35)

ゲームフィクションについて

あらすじ

 25年前、「神の御業戦争」が起こりました。 東京の守護神マサカド公が、自身の身体を岩盤ドーム化して東京を覆い守護しましたが、他の地球上の都市は滅びました。 東京の人々は命こそ助かったものの、街には伝説上の悪魔たちが現れ、人の命を奪っていました。 天使に選ばれた人間は岩盤ドームの上に「東のミカド国」を建国していました。

 現在、東のミカド国から東京に降りたフリンが、東京を支配していた八部連合阿修羅会やガイア教団を攻撃して弱体化させ、東京は秩序を取り戻しつつあり、フリンは人々から「希望の星」と呼ばれていました。 しかし、同時期に悪魔王ルシファーと大天使メルカバーが現世に降臨し、東京を舞台に最終戦争を繰り広げようとしています。

 ある日、人外ハンターの見習い・ナナシは、師匠のニッカリと食料調達に向かう途中でルシファー配下の堕天使アドラメレクに襲撃され死にます。 ナナシは黄泉平坂で魔神ダグザに出会い、ダグザの「神殺し」となるのと引き換えに黄泉帰る事を選択します。

4の続編。ややバカゲー寄りに。ペルソナの影響

 本作は4の続編的な位置にあり、4のニュートラルルートの延長線上にあります。エンディング分岐である皆殺しルート、絆ルートもニュートラルルートの先にあると言えます。暗く陰鬱な展開が目立った4とはやや対照的に、コミカルな要素が目立つようになりました。絆ルートに関しては本当に『ペルソナ』シリーズのようなポジティブで明朗なストーリーです。けれども皆殺しルートではZZガンダムのような、途中からうって変わった殺伐としたドラマが描かれ、面白いデザインです。

 シリーズファンには賛否両論ですが、私はかなり好意的に見ています。メガテンシリーズのサイバーパンク、ポストアポカリプスもかなりマンネリだったので、これでいいと思います。

観測の力、ダグザとの共闘、皆殺しルートの理由

 本作は世界観も『ペルソナ』シリーズと近く、人間には観測の力というものが与えられています。これは対象を定義するもので、この力によってようやく悪魔は実体化することができ、またこれを利用して悪魔は人間より上位に立とうとします。ダグザという存在は観測の力で人間より与えられた役割に対して思うところがあり、ナナシと体を共有しながら(『寄生獣』のような感じ)活動しています。皆殺しルートではそんなダグザと突き進む主人公が描かれます。

 皆殺しルート考察はこちら

ゲームメカニクスについて

4のマイナーチェンジ、プレスターン、パートナー

 前作は雑な戦闘の調整で、相手にターンを譲るとニヤリ(特定アクションに成功すると発生する能力の上方調整がされるステータスバフ)のまま攻撃を回避され続けて一方的にボコボコにされるという、3のモト劇場めいた理不尽な調整で遊びづらかったですが、本作はマイナーチェンジが図られ遊びやすくなっています。

 アクショントークンを弱点ヒット、回避などで増やしつつ戦うプレスターンの面白さは健在です。また、今作では悪魔にスキルに対して向き不向きの要素が加わり、悪魔のデッキビルドの戦略の幅が広がりました。また本作も戦闘中にパートナーユニットがおり、仲魔や主人公とは別枠のユニットで、パートナーを設定するとさまざまなアビリティで戦闘をサポートしてくれます。

悪魔合体

 本作も悪魔ユニットを消費して別の悪魔ユニットを生成する悪魔合体においてスキルが選択による継承になって遊びやすくなっています。

ダンジョン

 ダンジョンはエリアボール(いきなり拘束されてレバガチャを強制される)、最終ダンジョンの物足りなさなど欠点はありますが、ウィザードリータイプの一人称タイプのRPGとして、そこそこの完成度のマップになっています。前作はスカスカで酷かったですが、だいぶマシにはなっています。

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