『天穂のサクナヒメ』レビュー!!

マーベラス
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始めに

始めに

今日は『天穂のサクナヒメ』についてレビューを書いていきます。

ゲームフィクションについて

あらすじ

 神々が住む「頂の世」と人々が住む「麓の世」に分かれている東方の国、ヤナト。頂の世にある神々の都、御柱都では武神と豊穣神の子であるサクナヒメが自堕落な生活を送っていました。一方麓の世では山賊だった侍、田右衛門が一味に囚われた人々を助けて逃げ出し、その果てに頂の世に続く天の浮橋に迷い込んでしまいます。田右衛門一行は警告を無視して頂の世に入り込み、主神カムヒツキへの供物が収められた倉庫に侵入。サクナヒメは田右衛門達を追い出そうとして、その際に不注意で火災を起こし倉庫は燃えてしまいます。この失態の罰として、サクナヒメはカムヒツキより田右衛門たちと協力して鬼島と呼ばれる孤島、ヒノエ島を調査するよう命じられます。

ハートフルな貴種流離譚。和風ファンタジー

 本作品は貴種流離譚の和風ファンタジーになっています。頭身の低いキャラクターが水墨画のような温かみを帯びた3Dで再現されており、『大神』のようなハートフルな世界に仕上がっています。ストーリーはそれほど因果的連なりの起伏に富むわけではないですが、キャラクター一人一人が魅力的に仕上がっています。

独創的な神話ファンタジー。稲作をめぐるドラマ

 本作は農耕、稲作をめぐる神話ファンタジーになっています。稲作と食を中心に描かれるファンタジー世界は独創的で、完成度が高いです。

ゲームメカニクスについて

2D横スクロールアクションパートと稲作シュミレーションパート

 本作はゲームメカニクスのデザインとしては『ルーンファクトリー』シリーズ(1.2.3.4[S].5)に近く、2D横スクロールアクションのパートと稲作シミュレーションパートに別れています。2D横スクロールアクションは主にダンジョン探索と収集がメインで、戦闘をこなしてもレベルは上がりません。稲作シュミレーションパートは、ダンジョンで回収したリソースを使って稲を育て、食料アイテムを加工します。稲作で得られる食料アイテムを消費することで、サクナヒメのパラメーターが強化されます。

横スクロールアクションはデッキビルドと武技・羽衣技の使い分け

 横スクロールアクションパートでは主にサクナヒメは武器と羽衣を駆使して戦います。羽衣は自由に伸ばしたり掴んだりすることができるので、戦闘、探索ともに役立ちます。武器は鍬を使って戦います。

 武器や防具の空きスロットに「枝魂」をセットし、スキルや能力補正を得られたり、武技をセッティングしたりといったデッキビルド要素があります。この作品ならではの魅力には乏しいものの、完成度は高いです。難易度はかなり低いです。というか稲作をこなすとサクナヒメが強くなりすぎます。

稲作シュミレーション

 本作の独自の魅力は稲作シュミレーション部分にあります。『牧場物語』シリーズでも農作のエコノミー要素はありますが、かなり本格的なデザインになっていて、稲作のプロセスをかなり忠実にミニゲームでこなしていきます。特に水と肥料の時期に合わせた調整は素人には難しいです。ヒントも少ないので手探りでやるしかないですが、今は攻略サイトもあるのでそんなに大変ではないです。

 斬新かつ完成度が高い稲作シュミレーションですが、仕様上最適解を見出すと後は本当に作業となってしまうので、その点はイマイチかもです。また最適解があるという意味で自由度が低いという欠点もあります。

関連作品、関連おすすめ作品

・『ドラえもん のび太の牧場物語 大自然の王国とみんなの家』:最近のおすすめ牧物

・『スターデューバレー』:牧物ライク。

 

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