良ゲー。『大神 絶景版!』レビュー!

カプコン
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始めに

始めに

『大神 絶景版!』についてレビューを書いていきます。

ゲームフィクションについて

あらすじ

 100年前、英雄イザナギに封印された怪物ヤマタノオロチ。その戦いの際に、イザナギを手助けした白狼・白野威(しらぬい)は、神木村にある神木の袂に像が作られ、村の守り神として祀られていました。

 しかし、それから百年が経ち、オロチを封じていた宝剣「月呼」が何者かに引き抜かれ、ヤマタノオロチは復活。その影響からナカツクニは闇に覆われ、あたりには妖怪が蔓延ります。そんな中、木精サクヤ姫の力によって、大神アマテラスが神木村にある白野威像に宿ることで、白狼として復活します。アマテラスは、ヤマタノオロチを倒してナカツクニの安寧を取り戻すために、小さな絵師イッスンと共に旅に出ます。

ハートフルな和風ファンタジー

 本作品は水墨画のような3Dグラフィックで綴られる、ハートフルな和風ファンタジーになっています。最近では『天穂のサクナヒメ』という作品が話題になっていましたが、あの作品の温かみのある世界観やグラフィックに惹かれた人は、本作品も楽しめるかもしれません。また『朧村正』が好きという人にもおすすめです。

 全体的に心温まる展開が多くて、見ていて幸せな気持ちになれます。主人公であるアマテラスが出会う人を次々に幸せにしていくので、多幸感溢れる内容に心が救われます。

後半失速するストーリー

 本作のラスボスはヤマタノオロチなのかと最初は思うのですが、これは序盤のボスで、しかも一番インパクトと存在感のある敵です。また、後半はSF要素が強まるなど、イメージが散漫になっていきます。このような事情から、やや後半失速します。

ゲームメカニクスについて

TPSアドベンチャー。筆調べというギミック

 本作品は『ゼルダの伝説』シリーズ(3D作品)のような3DのTPSアドベンチャーになっています。本作独自の要素として筆調べという技があります。墨瓢箪(MP)を消費して実行するアクションで、戦闘中・移動中問わず、画面上に筆を走らせて特定の模様や線を描くことによって神の力を繰り出すことができます。これによって戦闘やアドベンチャーにさまざまなアプローチが生まれています。ブレワイでいうところのシーカーアイテムのような感じで、これを駆使してパズルを解いていくのは楽しいです。

 ただし戦闘に関しては、これを使わないと硬くてダメージが通らない敵が多い一方、後半に解放される「霧隠」という筆調べが異常な強さで、ほとんどの敵の弱点をつけます。弱点をつくと急に敵が脆くなるデザインなので一方的にボコボコにできます。一方で、筆調べ中は時間が止まるなど、ゲームテンポを落としている部分があるため、一回一回筆調べを使わないと倒せないエネミーの多さには辟易させられます。

総評

名作だがディープな遊びはない

 面白いのですが難易度が低くカジュアルすぎる遊び心地で、コアなゲーマーにはやや物足りないです。

関連作品、関連おすすめ作品

・『戦国無双5』(無印):水墨画的効果の3Dが印象的。

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