神ゲーの手前。『OCTOPATH TRAVELER II』レビュー

スクエニ
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始めに

今日は『OCTOPATH TRAVELER II』についてレビューを書いていきます。

ゲームフィクションについて

あらまし

 『OCTOPATH TRAVELER』の続編ですが、世界観は前作より一新され、新たな8人の主人公による物語が展開されます。主人公同士によるシナリオ「クロスストーリー」が追加され、8人の主人公のドラマが交錯します。

前作の悪い点をほぼ改善。仲間同士のドラマが描かれる

 前作からフリーシナリオを継承。前作では仲間になった後はほとんどお互いに接点がなくなり、仲間がいない前提でそれぞれの物語が進んでいくような妙な内容でした。しかし新要素「クロスストーリー」(特定のペア二人にまつわるストーリー)の追加で、主人公同士の絡みが描かれるようになりました。終盤の展開は特に仲間との結束を感じさせます。
 サブストーリーもドラマ性、ゲーム性が改善しました。フィールドコマンドを用いた謎解きで、やらされている感、お使い感が希薄です。

 とはいえ仲間同士がパーティ加入後はあんまり絡みが少ない印象は、やっぱり完全には拭えてはいません。

フルボイスなど演出が強化

 前作からの3Dグラフィックにドットを貼り付けた独特のグラフィックによる演出の完成度はそのままに、イベントシーンがフルボイスになるなど演出が強化されています。

ゲームメカニクスについて

戦闘が大幅に改善

 基本は前作と共通です。『ブレイブリーデフォルト』シリーズ(1.second.)やや似て、BP管理が重要になっています。BPと呼ばれるポイントが設定されており、各ユニットは1ターンに一度行動でき、BPを1つ(最大3つ)消費することで攻撃性能を向上させられます。通常攻撃は回数が消費数だけ上昇、固有アビリティは威力増大します。またFF13シリーズ(1.2.3)、FF7リメイクシリーズ(1.2.3)に似たブレイクの概念があり、敵に設定されたブレイクゲージを攻撃で減少させ0にすると相手がブレイクし、この間被ダメージが上昇します。BP消費による攻撃はゲージへのダメージが大きく、こうしたことを踏まえたBP管理が肝です。

 前作では雑魚戦のテンポの悪さが致命的でしたが、倍速モードの追加(2倍速まで)、「底力」(必殺技)による雑魚の一掃などによって大幅にテンポが改善しました。「底力」は今作からの新アクションで、キャラごとに異なり、強力な技を撃てたり、BPが溜まったりと異なるアビリティを発動できます。敵を「ブレイク」したり、敵から攻撃を受けたりしてキャラごとにゲージを溜めることで発動できます。

探索周りでは課題が継続

 探索周りでは前作の欠点が継続しています。フィールドコマンドのためにパーティを酒場で入れ替える必要がある、エンカウント率が高めかつ下げるアプローチが不足、ファストトラベルが使いづらい、などの欠点は残っていて、調整不足です。

総評

ほぼあらゆる点で前作を乗り越えた良作

 ほぼあらゆる点で前作を乗り越え、不満点は軒並み調整されました。今後シリーズのさらなる飛躍を期待してます。

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