良作だがキャラゲー。『進撃の巨人2 -Final Battle-』レビュー

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始めに

『進撃の巨人2』についてレビューを書いていきます。前作の続きではなく、アバター式主人公で原作のTVアニメ版Season1と2(finalで3まで)のストーリーです。2にSeason3のストーリーや「雷槍」「対人立体機動」のが-Final Battle-です。

独創性完成度快適さボリュームフィクションその他判定
764773良(34)

ゲームフィクション

概要

 主人公はエレン達と同じシガンシナ区出身で、壁が破られた日に両親を失い、特に鎧の巨人を憎んでいます。それ以外は自由にデザインできます。ムービーシーンは主人公の一人称視点になるなど凝った演出です。

主人公のデザインが巧み

 まず思うのが、本作は主人公のデザインが巧みです。原作の戦争ものSFとしての特徴が、アバター式主人公との相性がよく、没入感を高めてくれています原作キャラと絆を深めていき、彼らのドラマを掘り下げていくデザインも良好です。SWBFシリーズのような感じでしょうか。

あくまでもキャラゲー

 本作は完成度は高いものの、あくまでもキャラゲーです。シナリオも未完ですし、ゲーム部分にしてもそこまで圧倒的な完成度ではなく、原作ファン向けです。『Marvel’s Spider-Man』やアーカムシリーズ(AA.AC.AN)を期待してはいけません。

原作のゴア要素が…

 当然(?)なのかどうかはわからないですが、原作と違ってゲームは規制の都合があってかなり暴力表現がマイルドです。原作のそれほどいいファンではない私ですが、とはいえ原作のムードというか演出においてかなり苛烈なバイオレンスが重要であるのにそこが削がれていて、ガッカリな印象はあります。

ゲームメカニクスについて

探索

 ストーリーの合間にアドベンチャーモードが実装されました。調査任務に同行できるキャラクターは街を一緒に歩くことができます。主要なキャラクターに「友好度」が設定され、会話や任務を一緒にこなすことで上昇します。友好度が一定に達すると主人公にセットできるスキルが取得できます。その他にもステータスをアップできる「訓練」や戦闘中に得た素材を使った装備開発なども行えます。

戦闘

基本アクション

 前作のマイナーチェンジです。『Marvel’s Spider-Man』のような立体機動による移動の楽しさはそのままに、ブラッシュアップされています。

 フックドライブは、巨人の攻撃に合わせて回避行動を取ると、巨人の背部へ高速旋回するカウンター技です。
 仲間キャラにはそれぞれ特性に応じた「バディアクション」があり、主人公の指示に応じて援護が得られます。仲間は最大4人まで連れて行くことができます。バディアクションを一度使うと再使用できるまでインターバルがあります。とはいえ『マスエフェクト』みたいな感じで仲間は弱いです。

巨人への種々のアプローチ

 巨人を捕獲し、「巨人研究所」に送ることができます。捕獲には部位を破壊してから専用のアイテムを使うか、仲間のバディアクションを使用します。
 巨人に気づかれていない状態で単眼を覗き込んで目標を定め切り込む奇襲攻撃ができます。成功すると大ダメージ、失敗すると巨人の警戒度が上がります。警戒度は上昇すると「デンジャーゾーン」になり、デンジャーゾーンになった巨人は激しい攻撃を行うようになります。また、ロックオンがデンジャーゾーンになった巨人に固定され、切り替えられません。
 ボスとなる巨人は最初からうなじへたいしてダメージを与えられないのは同じですが、光っている箇所を攻撃してスタミナを削ることでうなじへのダメージが通るようになりました。
 マップの特定ポイントに拠点を設置し、装備補充や大砲を設置して巨人の迎撃が可能になりました。拠点の設置には「信煙弾」を消費するため、計画性が重要です。

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