安物の味だが良作。『鬼武者』レビュー

カプコン
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始めに

『鬼武者』レビューを書いていきます。

ゲームフィクションについて

あらすじ

 主人公の左馬介は、雪姫から、助けを依頼する手紙を受けます。女忍者のかえでと救援に向かうも、物の怪「幻魔」により、雪姫は稲葉山城の本丸へと連れ去られます。

 しかし鬼の一族に左馬介は救われ、鬼の篭手と、各所に封じられた鬼の力「龍玉」を駆使し、幻魔を討ち倒しながら稲葉山城を探ります。

戦国伝奇アクション

 本作は山田風太郎や深作欣二作品に代表されるような伝奇ジャンルの作品になっており、最近だと『仁王』シリーズ(1.2)と似通っています。

 ゲームではありそうであまりなかった(とはいえONIシリーズや俺屍など先例はあるものの)ジャンルで斬新です。

金城武の演技

 このシリーズは俳優起用がよく導入されますが、本作も金城武が主演のcvを担当しています。

 FF12のヴァンと似て、本作の金城武の棒読みは有名ですが、棒読みもそうですが滑舌が悪すぎてセリフが全く聞き取れません。

ゲームメカニクスについて

バイオハザード風の固定カメラのTPS

 全体的に4以前の固定カメラのバイオハザードシリーズのゲームリソースを流用したような感じです。

 このカメラアングルと本作のゲーム性はちょっと相性が悪い印象で、バイオハザードの場合は操作性と視界の不自由さが恐怖を演出してくれていましたが、本作は単純に死角が増えて戦いにくいです。

 また、アドベンチャー要素は一箇所パズルが異様に難しく初見殺しです。

戦闘

 本作は今となってはちゃっちい作りなのですが、ただ基本的なエフェクトや演出がしっかりしていて戦っていて楽しいです。カウンター主体で戦います。

 ギリギリのタイミングで直前ガードして攻撃するか、特定の攻撃タイミングで通常攻撃を出すと、一閃という確実に一撃で通常敵を倒せる必殺攻撃になります。成功させると赤魂(経験値)が多く出る他、黄魂(回復)が確実に出ます。

 戦術殻という「鬼力」を一定量消費し、強力な必殺技を放てます。必殺技は所持している武器によって異なります。

 アプローチは少ないですが、攻撃の演出がよくデザインされていて、とにかく楽しいです。

ボリューム不足

 本作はとにかく簡単すぎます。初見殺しなのは一箇所あるパズルくらいで、そこ以外で一度もゲームオーバーにならなかったのは私はだけではないでしょう。

 バイオハザードシリーズのように縛りやタイムアタックの余地も少なく、ボリュームがスカスカです。

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