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『ドキドキ文芸部プラス!』レビュー

チーム=サルバト
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始めに

『ドキドキ文芸部プラス!』レビューを書いていきます。

独創性完成度快適さボリュームフィクションその他判定
774572良(32)
  • 独特の演出
  • キャラクターは魅力的
  • 一発芸みたいな内容
  • サイコホラーよりびっくり系の恐怖が中心

ゲームフィクションについて

あらすじ

 ゲームやアニメが大好きな男子生徒である主人公はある日、幼馴染の女子生徒サヨリから、彼女が副部長を務める文芸部に誘われます。文芸部には彼女の他に、部長を務め、クラスの人気者であるモニカと、部員のナツキとユリがいました。主人公はこの四人のヒロインたちとの仲を深めていきますが…。

メタフィクション、ホラーゲーム

 本作は第四の壁を突き崩すデザインのホラー作品になっています。ゲームメカニクスに関する情報などは基本的にゲームフィクションの中では透明になっていますが、本作ではむしろそれを前景化し、うまくフィクションに落とし込んでいます。

 そして第四の壁が突き崩されることで醸し出される恐怖を演出しています。

 ただ精神的ホラーと見せかけてびっくりする系の恐怖が多いです。

ジャンルパロディ

 本作は恋愛ゲーム、ギャルゲーのジャンルパロディになっています。ジャンルの慣習をうまく活かし、それに対する批評的意図を持ち込んでいます。

ゲームメカニクスについて

サウンドノベル

 本作はビジュアルノベルで、インタラクティブ性は希薄で、プレイの大部分は文章を読むことです。ゲームのいくつかの時点で、プレイヤーはストーリーの進行に影響する選択肢や対応を迫られます。

 また本作には詩の執筆をするという特徴があります。プレイヤーはランダムで現れる語群から、単語を一つずつ選択すします。ヒロインにはそれぞれ単語の好みがあります。プレイヤーがいずれかの少女の好感度をあげ、選択肢を適切に選ぶと、その少女に関する追る追加のイベントシーンを解禁できます。

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