始めに
『ファイナルファンタジー 零式 HD』レビューを書いていきます。
| 独創性 | 完成度 | 快適さ | ボリューム | フィクション | その他 | 判定 |
| 6 | 6 | 4 | 6 | 7 | 2 | 良(31) |
- 雰囲気ゲー
- 戦闘が楽しい
- 全体的に調整不足
- シナリオも雰囲気重視でわかりにくい
ゲームフィクション
あらすじ
魔導院ペリシティリウム朱雀の生徒達は13のクラスに分けられています。
彼らはこの世に平和をもたらすアギトになるべく、励んでいます。

グランギニョルな戦争劇
戦争をモキュメンタリー風に演出するなど、独特の世界が展開されます。
死んだ人間の記憶が失われる設定も含めて、独特のムードを演出しています。
プレイヤーは0組の14人のキャラクターを操作していきます。0組生徒は全員が主人公みたいな感じで、群像劇的デザインです。鬼頭『ぼくらの』と似ています。
雰囲気ゲー
全体的に雰囲気ゲーです。ノムリッシュみたいな感じで、設定周りが説明不足で、とっつきにくく急展開な印象を受けます。とはいえその独特な雰囲気は魅力的です。
楽曲
楽曲は高水準です。
エンディングテーマはBUMP OF CHICKENの「ゼロ」です。この曲は本作の内容を象徴する歌詞になっていて、印象に残ります。『アンインストール』と似ていますが、主人公たちへのレクイエムになっています。
過度な期待は禁物
もともと本作の魅力はクライシスコア(リユニオン)もそうなんですが、携帯機という制約のなかで、これほどのクオリティのグラフィックが演出する厚みのあるストーリーを展開しており、かつカジュアルなアクションを実現していた点でした。
なのでゲームとして完成度が高いかというと微妙です。あくまでも雰囲気や物語性が独特で、そこから特にコアなファンもいるみたいな感じです。
ゲームメカニクス
戦闘
ユニットとパーティー
プレイアブルユニットの14人は能力に差別化がなされ、被るキャラはいません。それぞれ強みがありつつ、一部バランスブレイカーもいる感じです。
プレイヤーが操作する1人と自動操作キャラ2人の3人でパーティーを組み、残りのキャラは「リザーブメンバー」として操作キャラが戦闘不能になった時に参戦します。
ブレイクサイト
ロックオン時にサイトが黄色くなった瞬間に攻撃すると大ダメージを与えられる「ブレイクサイト」(ボス格)、サイトが赤くなった瞬間に攻撃すると瞬殺できる「キルサイト」が本作を代表するシステムです。
このシステムに関しては良くできています。回避や防御で相手を観察し、特定行動の隙にはキルサイトやブレイクサイトが表示されるので、カウンター的に決めていきます。
ステージデザイン
全体的に本作は不親切設計で遊びにくいです。
レベル補正の高さと、仲間CPUの劣悪さ、敵の強さなどが相まって、とにかく難易度が高く、しかもレベルを上げるしかどうしようもないことが多く、そもそものレベル上げのテンポの悪さも相まって、遊びにくいです。戦闘は楽しいのですが、
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