始めに
『バディミッション BOND』レビューを書いていきます。
| 独創性 | 完成度 | 快適さ | ボリューム | フィクション | その他 | 判定 |
| 8 | 7 | 4 | 7 | 9 | 1 | 優(36) |
- アドベンチャーゲームとしての完成度
- キャラクター、シナリオはいい
- 遊びの部分は完成度が低い
ゲームフィクション
あらすじ
ヒーローを目指すリカルド共和国の警察官ルークが主人公です。
彼が勤務する警察署に、女性が誘拐される場面の動画メールが送られます。上司は事件としてこれを取り扱わず、ルークは独自に捜査をします。
女性の監禁場所で、宝石専門の怪盗「ビースト」ことアーロンと出会います。2人は協力して女性を救出しますが…。

ストーリーと演出は良好
本作はストーリーが優れています。村田雄介の作画で少しクセが強い印象もありますが、細かい伏線も多く、意外な黒幕も現れます。
タイトルにもなっている通り、二人のバディが重要になっていて、大抵の場面では四人のメンバーから二人を選択してミッションにアプローチします。また、潜入ルートも二つあります。
ボイス量も豊富で、演出の完成度も高いです。

ゲームメカニクス
ナラティブチョイス
会話フェイズ
シナリオが進行するメインパート。フルボイスで進行する、デジタルコミック調です。
ナラティブチョイスや画像から手掛かりを探すサーチモードが挟まり、その結果でヒーローゲージ(スコア)が増減します。
捜査フェイズ
2Dマップ上を行動ポイントを消費して移動し、情報収集をします。1ラウンドごとに行動ポイントが設定され、スタート地点から1マス動くごとに1ポイント消費します。
捜査ポイントでは、バディのどちらに聞き込みさせるかを選びます。
潜入フェイズがある場合は障害となるギミック、ボスの攻略方法などを引き出します。ルートは必ず2つあり、片方のルートが開通するだけの情報を集めない限り終了できません。規定ラウンドを超過するとヒーローゲージが低下します。
バディエピソードとサイドエピソード
メインシナリオで特定の条件を満たしてクリアすると解禁されます。バディエピソードはBONDメンバー同士による各話間のサイドストーリーです。サイドエピソードはサブキャラクターにスポットを当てたサイドストーリーです。
解放条件にはヒーローゲージや特定のキャラクターを捜査や潜入で選択したことなどがあります。
総評
全体的に、本作は演出やストーリーはハイクオリティですが、ゲームとしては完成度が低いです。
とにかくヒーローゲージシステムの仕様や潜入ルートが2つあることなど、リプレイ性に乏しいゲームであるのにも関わらず、コンプリートのためには同じことをミスなく繰り返しやらなくてはいけない内容になっていて、うんざりします。
アクション
潜入フェイズ
このパートは3Dで、キャラを操作します。
これまでの情報をもとに、目的地に到達するかボスを倒すのがゴールです。ここだけ移動がアクションですが、ほとんどできることはなく移動と調べることくらいしかできません。バトルはQTEです。
4人から2人を選び、特定のメンバーしか通れないルートもあります。潜入ルートは必ず2つあり、どちらのルートを進むかがバディエピソードやサイドエピソードの解放条件になってます。
このパートはモデリングもゲーム性も酷いです。
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