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神ゲー気味。『Hi-Fi RUSH』(ハイファイラッシュ)レビュー

ベセスダ・ソフトワークス
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始めに

『Hi-Fi RUSH』レビューを書いていきます。

独創性完成度快適さボリュームフィクションその他判定
994782優(39)
  • 独創的かつ圧巻の完成度
  • 高いグラフィックと世界観のデザインの品質
  • リソースは充実するもののボリュームが物足りない

ゲームフィクション

あらすじ

 ロックスターを夢見る25歳のチャイは、怪我した腕の義手のため、ヴァンダレイ・テクノロジーズ社で行われる人工関節のテストプログラム、プロジェクト・アームストロングに参加し、ヴァンダレイ社のキャンパスに来ます

  そこで偶然巻き込まれたチャイの音楽プレーヤーが彼の胸に落ち、義手と一緒に埋め込まれ、チャイは周囲と音楽のリズムを感じます。事故の結果チャイは欠陥品とされ、施設のロボット警備隊に追われます。

ストーリーは王道のサイバーパンク

 ストーリーは王道のサイバーパンク活劇で、大企業に追われる主人公の織りなす冒険が描かれます。

 ストーリーは全体的にはコミカルで、キャラクターは魅力的で、グラフィックや演出まわりも洗練されています。

ゲームメカニクス

戦闘

 戦闘の基本は、一拍で出るライトアタックと二拍で出るヘビーアタック。BGMのリズムに合わせてタイミングよく入力で、各攻撃が強化されます。強攻撃を絡めたコンボは休符を挟まなくてはいけません。

 各コンボの終わりには、画面に二重円が表示されます。二重円は二拍後に重なり、その瞬間にボタンを押すとフィニッシュ技のビートヒットが発動します。

 攻撃へのカウンターには、ドッジかパリィがあります。パリィが完璧に決まると敵は体勢を崩し、エリアルレイヴを絡めた大ダメージを与えられます。敵の攻撃もリズムに乗っていて、攻撃が当たる一拍前には効果音とエフェクトが発生します。このルールがあるため、カウンターもリズミと一致します。『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』に似た、リズミカルなカウンターゲームです。

 攻防含めてリズムゲーになっていて、完成度には圧倒されます。

ステージ

 メインストーリーは約10時間ほど、ややボリューム不足です。しかしマップ一つ一つやゲームバランスの調整は行き届いています。ロケーションもバラエティ豊かです。

 スペクトラに関するチャレンジ、コスチュームの収集、リズムタワーという本編ボスなどを道中に置いたチャレンジコースがあり、やりこみ要素はあるものの、ボリュームやクオリティとしてはやや弱く、今後のシリーズに期待が持たれます。『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』にも似て全体的に素直で親切なデザインなので、割とすぐに極められてしまいます。
 

関連作品、関連おすすめ作品

・『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』『Wo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン フォールン ダイナスティ)』『Sifu』『Lies of P』パリィ主体のソウルライク

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