始めに
『スーパーマリオRPG』レビューを書いていきます。
| 独創性 | 完成度 | 快適さ | ボリューム | フィクション | その他 | 判定 |
| 8 | 8 | 4 | 6 | 8 | 5 | 優(39) |
- 元々神ゲー
- グラフィックが向上
- 原作からの変化に乏しい
- RPGは簡単すぎるし、探索は難しい
ゲームフィクション
あらすじ
ピーチ姫をクッパがさらい、マリオがクッパ城でクッパと対決します。
その時、天空から巨大な剣が現れ、クッパ城へ刺さります。衝撃でマリオたちは散り散りになります。

無駄のない完璧なリメイク
本作は無駄のない完璧なリメイクで、ややオリジナルの欠点も残しているものの、全体的なブラッシュアップに成功しています。
その一方で、新しい驚きには乏しく、グラフィックもそのままきれいにした感じで大きな変化はありません。『ライブアライブ』のような、革新的なビジュアルの変化はありません。
全体的に、原作がオーパーツじみた革新的な神ゲーだったところ、全然今日でも新鮮なゲームであるから、それをちょこっと手直しした感じです。『STAR OCEAN THE SECOND STORY R』のような、革新的なプラスアルファには欠いています。
ボリュームと進化が物足りない
強いて言うと、元々原作がボリュームが抑えめだったので、ボリュームが少ないままです。
それとゲーム性もグラフィックもマイナーチェンジという感じで、革新的なプラスアルファには欠いている印象です。
ゲームメカニクス
戦闘
基本
基本はコマンド式のターン制の戦闘です。
タイミングを合わせてボタンを押したり連打することで、ダメージ補正がかかります(アクションコマンド)。
敵にはアクションコマンドを成功させない限り、ダメージを与えられないユニットもいます。また防御にもタイミングの良し悪しで、普通の防御と、「ジャストガード」の2つがあります。
新要素
全体的にアクションコマンドのリターンが増えてプレイヤーに有利な調整ばかりで、戦闘難易度がかなり落ちてます。もともと戦闘は難易度が低かったのですごく簡単です。
パーティの3人で力を合わせ、3人わざを使えます。使用にはアクションゲージを100%まで貯める必要があり、アクションコマンド成功で蓄積します。
アクションコマンドを連続で成功すると、チェインカウントが増加し、前線の仲間の仲間ボーナスに設定されたステータス上昇ボーナスが全員に発生します。「仲間ボーナス」は仲間それぞれ異なります。
通常攻撃のアクションコマンドをジャストで成功すると、対象以外の敵全員にもダメージがはいります。
探索
フィールドではユニットを操作し、ジャンプなどをうまく活かして探索していきます。アクション性が強いデザインです。
原作からアクションとパズル部分は難しかったのですが、単純にステージの難易度がリメイクで何故か向上しています。
原作ではクォータービュー視点と十字キー操作が相まって、単純に操作しにくくて難儀でしたが、そのあたりはスティック操作になって解消されました。
ただ、ちょっと全体的に例を見ないような作りのアドベンチャーのフィールドなので、距離感とかがやや掴みにくいです。
関連作品、関連おすすめ作品
・『オクトパストラベラー』シリーズ(1.2)『ライブアライブ』『スーパーマリオRPG』『STAR OCEAN THE SECOND STORY R』:新古典主義的RPG。







