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良作だがシリーズファン向け。『龍が如く7外伝』レビュー、評価、感想。

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始めに

『龍が如く7外伝』レビューを書いていきます。

独創性完成度快適さボリュームフィクションその他判定
784772優判定(35)
  • 戦闘が楽しい
  • 闘技場も充実
  • 履修前提のシリーズ作品が多い

ゲームフィクション

あらすじ

 愛する者のため死を偽装した桐生一馬。
「浄龍」のコードネームで、大道寺一派のエージェントとなった桐生は横浜港の金塊密輸取引現場へ向かいます。
 そんななか謎の一団が現れ、それが波乱の幕を開けます。

7のサイドストーリーにして8の前日譚

 本作では『7』における東城会解散の背景を桐生の視点から描きます。

 面白いし、過去作キャラの登場も嬉しいですが、マップは既存のロケーションの使い回しだし、なんというか作品の顔となる要素があって欲しかったです。スタイルによるバリアブルアクション復活は嬉しいですが、特に新マップや、作品を代表とする要素がない感じなので、なんとなく華がない印象もします。

シリーズファン向けの内容

 全体的に本作と8で、黒歴史過ぎた6での桐生サーガのフィナーレを再度丁寧に描く感じになっているので、シリーズ(0,1[].2[極2].3.4.5.6.7.8.見参.維新[維新極].北斗.7外伝)ファン向けの内容です。

 特に6を遊んでいないと、なんでまず桐生がこうなっているのかとか話の内容がわかりにくいのですが、シリーズ(0,1[].2[極2].3.4.5.6.7.8.見参.維新[維新極].北斗.7外伝)初心者には6だけは勧めたくないのでなんとも言えないところです。それと5と0もオマージュが多くて、遊んでおいた方がいい感じです。

ゲームメカニクス

戦闘

スタイルチェンジ

 なんだかんだで本家桐生さんのスタイルチェンジがシリーズ(0,1[].2[極2].3.4.5.6.7.8.見参.維新[維新極].北斗.7外伝)の極ぶりに(維新極もありましたが、あれは戦闘が別ゲー)復活し、キムタクが如くシリーズ(1.2)の影響でブラッシュアップしてます。

 スタイルは「エージェント」と「応龍」です。従来通りの遊びを応龍で踏襲し、エージェントに新しい遊びを設定してます。

 応龍は6や極2をベースににタメ攻撃の調整や0、極のチンピラスタイルをブレンドしたバランスタイプです。チャージ攻撃が強力なスタイルになっています。5桐生みたいにパワフルな立ち回りができます。

 エージェントはラッシュのようなスピードタイプで、4種類のガジェットによるトリッキーな立ち回りや集団戦を得意とします。ワイヤー「蜘蛛」は相手を拘束したり、武器を奪ったりできます。ドローン「蜂」はドローンで相手を妨害します。ホバーシューズ「蛇」は高速移動ツールです。タバコ型爆弾「蛍」は爆弾で、範囲攻撃です。DMCシリーズ(1.2.3.4.5)の3以降のダンテのような、豊富な手数とスピーディなアクションです。

欲を言えばボリュームが

 欲を言えばもう少しボリュームが欲しかったです。シリーズ(0,1[].2[極2].3.4.5.6.7.8.見参.維新[維新極].北斗.7外伝)の維新やロストジャッジのアクションのバリエーションの豊富さが楽しかったので、3つ以上はスタイルが欲しかったです。

探索

 大阪の蒼天堀とコンテナ船「 キャッスル 」がメインです。伊勢佐木異人町にはほとんどいけません。
 キャッスルには闘技場やカジノ、賭場、キャバクラ、ブティックがあり、神室町が出てこないフォローみたいな感じです。

関連作品、関連おすすめ作品

・『Marvel’s Spider-Man』シリーズ(1.mm.2):ワイヤーアクション。

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