始めに
『真・三國無双7 Empires』レビューを書いていきます。
独創性 | 完成度 | 快適さ | ボリューム | フィクション | その他 | 判定 |
6 | 5 | 4 | 6 | 6 | 1 | 良(29) |
- 7が面白いから面白い
- 所詮はファンディスク
- カツカツリソース
ゲームフィクションについて
概要
『真・三國無双7』の派生作品で、信長の野望シリーズ風のSLG要素を加えた『Empires』シリーズです。

クソゲー(?)
本作はクソゲーと世間では考えられていて、なぜなら難産ゲーで、当初はバグまみれだったからです。とはいえ今はアプデで致命的なバグは修正されています。
一方で、結局のところエンパシリーズは、コエテクがリソースを使いまわしつつ小銭を稼ぐコンテンツなので、そんなに力を入れて作ってないケースが多いです。
バグは修正されたとて、イベントのボリュームなどはそれなりです。ボイスパターンも少なくてリソースカツカツです。ただ『真・三國無双7』(with 猛将伝DX)の出来がいいのでまあ遊べる内容です。
無印版が好きだから、趣向を変えつつさらに遊びたい人向けのシリーズがエンパです。基本的には。
ゲームメカニクスについて
制覇モード(SLG)
自分の好きなキャラで天下統一を目指す制覇モードがメインコンテンツなのはエンパシリーズ共通です。資金繰りなどエコノミー要素と武将のワーカープレイスメント要素を中心に自陣営を拡大、発展させ、他勢力と上手く立ち回りつつ、天下統一を目指していきます。『信長の野望』シリーズを緩くして無双を足した感じです。
いつも通りなんですが、ただ劣悪な調整も多いです。例えば前作の武将死亡システムは処断コマンド以外では戦闘で負傷し、負傷状態で出撃か撃破されるという条件でしたので、プレイヤー側でコントロールできました。今作は負傷状態がなく、戦場での武将戦死は完全ランダムらしく、武将のスカウトなどがかなりやりにくくなっています。
戦闘
エンパシリーズは戦闘においてもシュミレーション要素が若干あり、単にアクションをこなすだけでなく、戦力的な立ち回りが要求されます。
戦闘においてはエンパ恒例の秘計が使えます。時間経過で蓄積される「秘計ゲージ」を消費する代わり、同じ秘計を複数回使用できるようになりました。黄色で表示された秘計は「大規模秘計」で、強力ですがこちらは1人につき1回までです。