始めに
『ASSASSIN’S CREED ROGUE』(アサシンクリードローグ)レビューを書いていきます。
独創性 | 完成度 | 快適さ | ボリューム | フィクション | その他 | 判定 |
7 | 7 | 4 | 6 | 8 | 2 | 良判定(34) |
- 独特の設定
- マップの作り込み
- 単調なゲーム性
- シナリオ以外変化に乏しい
ゲームフィクション
あらすじ
アブスターゴ・エンターテインメント社は業務を停止しています。アニムス内で「シェイ・コーマック」のファイルに接触したのが原因でした。現代編主人公は解決のため、シェイの人生を体験します。
1750年代始め、シェイ・パトリック・コーマックはアサシン教団の一員として、北アメリカ植民地にいます。ある日、ダベンポート・ホームステッドの導師アキレスを、伝説的アサシンのアドウェールが訪ねます。「秘宝」の所在を示す手稿と箱が、テンプル騎士団に奪われたそうです。アキレスはその奪還を指示し、シェイも加わります。
奪還の過程で弱者まで犠牲にすることに、シェイは疑問を持ちます。
特徴的なストーリー
本作は主人公がアサシン教団を裏切り、主人公の敵側だったテンプル騎士団につくのが新鮮です。とはいえ、そこ以外は4のマイナーチェンジです。
本作は、3,4より続いた「ケンウェイ・サーガ」の最終章です。3の過去編の時系列的には前日譚です。
ゲームメカニクス
戦闘
主人公
新武器に「エアライフル」「グレネードランチャー」が登場。
エアライフルは、吹き矢に似たステルス装備です。眠らせる「スリープダート」と発狂させる「バーサークダート」、撹乱や引火のための「爆竹ダート」があります。
グレネードランチャーは、爆発する榴弾を発射します。「スリープ」と「バーサーク」や、爆破攻撃の「榴散」も存在します。
海戦
本作では序盤から船を入手でき、南のカリブ海の『IV』から、氷山が浮かぶ北大西洋が舞台となります。「砕氷衝角」で海上の氷を砕きながら進めます。氷山も砲撃で破壊でき、崩壊の衝撃をで小型船を沈められます。
ただ大きな変化はありません。
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