始めに
『ペルソナ3リロード』レビューを書いていきます。
| 独創性 | 完成度 | 快適さ | ボリューム | フィクション | その他 | 判定 |
| 7 | 7 | 4 | 8 | 8 | 2 | 優判定(36) |
- ハイレベルなリメイク
- 原作からオミットされた要素が少ない
- 流石に移植とリメイクを出し過ぎている
- 5の方が面白い
ゲームフィクション
あらすじ
2009年4月。両親を事故で亡くし、親戚に育てられた主人公は、小中高一貫校である月光館学園の高等部に編入します。
しかし学生寮に入寮して間もなく、異形の怪物・シャドウに襲われ、ペルソナ能力を覚醒させます。
エヴァンゲリオン風の学園ジュヴナイル。シリーズの転換点
中の人繋がりというのもありますが、満月の日にやってくるシャドウとの戦いが使徒を思わせたりするのと、神話ネタ繋がりというので、全体的に『新世紀エヴァンゲリオン』(TVアニメ版)の影響を伺わせます。
よくも悪くも3がシリーズの転換点となり、メガテンシリーズメガテンシリーズ(真1.真2.真3[HD].真4.真4F)と明確に区別されるようになった本シリーズですが、本作を特徴つけるのは、何と言ってもボーカル付きのディスコサウンドです。ディスコクラブ系のヒッポホップ、ラップを取り入れたRPGというのはなかなか例がなく、『Mother』シリーズではメタルに加え、サイケデリック、プログレミュージックが取り入れられるなど先駆的な実験が見えましたが、本作はディスコ、クラブ系のヒップホップ、ラップによって作品のムードを演出しています。
本シリーズの元ネタであるジョジョシリーズ(1.2.3.4.5.6.7.8)もロックカルチャーなので、その流れを汲んだものと評価できます。
流石にありがたみを感じないリメイク
グラフィック面を大幅に強化し、遊びやすくカジュアルさを増しているなど、決して手抜きリメイクではなく、むしろ良作の範疇ですが、それにしても何度完全版やリメイクを出すんだという印象です。
とはいえ小規模なメーカーで、世界に通用するコンテンツを展開できる稀有なメーカーなので、こちらも甘やかす他ありません。

後日談
黒歴史化していた気がしていた後日談がDLCで再録されました。賛否両論ですが、個人的には嫌いではなかったので、嬉しいです。
ゲームメカニクス
戦闘
基本
戦闘はいつものプレスターン制で、弱点ヒット、クリティカルヒットなどに成功すると、アクショントークンが増え、もう一度行動できます。
新要素
全体的に5(R)準拠です。
「シフト」は1MORE発生中に使えるコマンドで、仲間に行動を託せるため、続けて弱点をつけたりできます。つまりは5(R)にあった「バトンタッチ」とほぼ同じです。
テウルギアはテウルギアゲージがマックスになると使える強力なアクションです。テウルギアゲージはそれぞれのキャラクターの戦闘中の行動で蓄積します。ようするにロイヤルのショータイムを、ブラックボックス性を排して戦略的に運用できるようにした感じです。
探索
リンクエピソード
Pの女性主人公が廃止されたフォローでリンクエピソードが追加されました。
ペルソナ3では元々男性の仲間とのコミュがなかったところPで女性主人公のパートでそれが追加され、本作はその女性主人公分の内容をリンクエピソードで補完します。
これにより主人公のステータス強化(若干ですが)、特殊なペルソナ解禁などがなされます。
マイナーチェンジ
評判の悪かった体調システムが廃止されました。
女性主人公は廃止されました。これはリンクエピソードに回収されています。
関連作品、関連おすすめ作品
・『アストラルチェイン』:ジョジョシリーズフォロワー。
・『すばらしきこのせかい』シリーズ(1[FR].2):ヒップホップ、ティーン。







