良作。『ロックマン』レビュー

始めに

『ロックマン』レビューを書いていきます。シリーズ(1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11)の一作です。

ゲームフィクション

あらすじ

　西暦200X年。人間とロボットが共存する時代。
　ある日「Dr.ライト」が手掛けた6体のロボットが暴走します。犯人は悪の天才科学者「Dr.ワイリー」。彼はそれにより世界征服を狙っていました。

　ライトのもとには「ロック」と「ロール」のロボットだけ。ロックは兄弟を救い、ワイリーを倒すため、ライトに戦闘ロボに改造してもらいます。

ロックマンの本家シリーズ

　ロックマンの本家シリーズ(1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11)で、以降多くの派生シリーズが生まれていきます。

　シリーズ(1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11)の総評として、2.4あたりで基本的なアクション(スライディング.E缶,ラッシュ.チャージショット)が出揃ってシリーズの土台が完成します。どの作品も粒揃いといった印象で、Xシリーズ(1[無印,イレ].2.3.4.5.6.7.8)の２とか、ゼロシリーズ(1.2.3.4)の３とかみたいに抜きん出て完成度が高い作品もない感じで、どれも良作ラインです。

ゲームメカニクス

ステージ

バランス

　ステージ選択画面から任意のエリアを選択して各ステージへと移行する、というデザインは本作からすでに確立しました。全ボスを倒すと、ワイリーステージが出現します。

　即死系のギミック、トラップが多く、シリーズ上位の難易度です。移動リフト、足場ブロックからの転落が多いです。
　ショットでプレイヤーを落とす浮遊足場型のエネミー「フットホールダー」は、ランダム性が強く、マグネットビームがないと安定して移動できません。

リトライ周り

　残機制で、ライフが無くなるか即死ギミックに嵌るとミスとなり、復活ポイントに戻されます。
　残機が0の状態でミスするとゲームオーバーとなり、スコアが0にリセットされ、コンティニューするか、ステージ選択に戻るかを選べます。

アクション

　基本アクションは十字ボタンでの移動、ジャンプ、ショットです。スライディングやチャージショットもありません。

　撃破したボスの特殊武器を入手でき、それぞれエネルギー消費による使用回数制限があります。
　大半のボスがいずれかの特殊武器を弱点としており、どの順番でボスを倒すかという自由度にも繋がっています。

　「エネルギー缶（E缶）」はまだ無く、「弥七」(取るとHPとエネルギー全回復)があります。『7』に登場する「M缶」みたいな感じです。E缶みたいに持ち運びできません。
　

関連作品、関連おすすめ作品

・『Cuphead』『Dead Cells』『Hollow Knight』『ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト』：横スクロールの名作。