始めに
『ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン』レビューを書いていきます。
| 独創性 | 完成度 | 快適さ | ボリューム | フィクション | その他 | 判定 |
| 8 | 8 | 4 | 9 | 5 | 1 | 優(35) |
- クオリティの高いハクスラ
- うまくFFのシステムを仁王に落とし込んでいる
- グラフィックがFFというよりチーニンすぎる
ゲームフィクション
概要
1の前日譚です。なんと1のラスボス「ジャック・ガーランド」が主人公で、彼が闇に堕ちるまでのストーリーです。4人の仲間とカオス討伐に向かうところから始まります。

設定は面白いしFFしているが…
本作は全体的に『仁王』シリーズ(1.2)とかチーニンのタッチが強すぎて、FFらしさに欠いています。コラボ無双のP5Sやゼルダ無双(ハイDX)など原作のテイストを上手く残している作品もコエテクには多いですが、チーニンに丸投げしたせいなのか完全にFF風味程度の『仁王』シリーズ(1.2)になっています。
せっかくガーランドの闇落ちを描く前日譚というコンセプトは面白いし、そこに至るまでの経緯もちゃんとFFらしいテーマ性なのにもったいないです。このあたりは『仁王』シリーズ(1.2)に感じる印象と同じです。
演出がチーニン
全体的に演出が『仁王』シリーズ(1.2)のチーニンというか、ムービーとか提供される情報が断片的で要領を得ず、他方で文字テクスト量や情報量は多いので、話が頭に入ってこないし、急展開に感じられやすいです。
本作の評価の振るわなさはやっぱりストーリーやアートワークが悪い意味でチーニンな感じになっているからかと思います。
ゲームメカニクス
戦闘
『仁王』シリーズ(1.2)がベースで、SEKIRO要素を取り入れて、カジュアルに調整した印象です。
敵やジャックにはHPの他に「ブレイクゲージ」があり、攻撃でブレイクゲージを0にするとソウルバースト発動待機状態になります。発動すると一撃必殺となり、MPの最大値を上げます。ボス戦ではソウルバーストでしか倒せません。これはセキロの体幹に似てます。
ブレイクゲージはウォーロンの氣勢ゲージに繋がっていく感じで、行動リソースも兼ねています。
ソウルシールドはジャックのブレイクゲージを消費し発動します。進行方向にバリアを展開、攻撃を受けると解除と同時にMPを回復しつつ最大値を上げ、敵のアビリティを使い捨ての「インスタントアビリティ」として吸収可能です。
ライトブリンガーはMPを消費して発動するコマンドアビリティで、発動中は与えたダメージ分ブレイクゲージを破壊、HPを0にした敵はソウルバーストで倒された状態になります。
デッキビルド
ジョブ
ジョブは『仁王』シリーズ(1.2)の武器種ごとのレベルアップをそのままジョブに当てはめた感じです。
ジョブレベルが上がる毎に加算されるジョブポイントを消費して、コマンドスキルやパッシブなどを開放します。ジョブは基本種、上位種、最上位種があり、各条件を満たす事で上位のジョブが開放されます。装備できる武器はジョブごとに異なります。ジョブの経験値は選択しているものに加え、装備のジョブ適性値が付いているジョブにも加算されます。
ジャックのみ全てのジョブを選択できるが、ジェド、アッシュ、ネオン、ソフィアは使用できるジョブが限定されているためツリーは存在せず、上位のジョブはシナリオの進行具合によって開放される。
ハクスラ
『仁王』シリーズ(1.2)同様、『ディアブロ』シリーズ(1.2.3[EC].4)のようなハクスラ要素と自動生成ダンジョン要素、装備のデッキビルド要素を特徴とします。
「ハクスラ」とはランダムに敵やその他オブジェクトがドロップするアイテム、装備を収集するゲームメカニクスです。ランダムドロップの装備はシリーズがあり、そのシリーズで装備を統一するとステータスに補正値を得られます。そうして装備のデッキビルドを試みるのがこのゲームの肝です。
関連作品、関連おすすめ作品
・『バイオハザード リベレーションズ アンベールドエディション』,『仁王』シリーズ(1.2)、『ボーダーランズ』シリーズ(1.2.3)







